TOPへ戻る  >   戻る

さくら


さくら

幹を曲げておき、そこに取り木をかけていくこともよく行なわれる。
前者は切り込み作りのオーソドックスな方法で時間は必要になる。
後者は1曲作り(立ち上がり部分に曲のある素材)の方法で、足元だけの面白さを利用し取り木後の鉢作りで仕立てていく。
畑作りから堀り上げる際には枝は長めに捨て切りする。
必要なところまでいきなり切りつめず余分に残しておく。
しばらくして、芽が吹いてからそれを確認して再び目的の部分まで切りつめる。
つまり芽吹き後に剪定というのがシシガシラの基本である。
落葉後すぐに剪定したいのは当然だが、シシガシラの場合葉が開いてから切り込んでいく。
したがって畑上げの例では余分に長く枝を残しておいて、後に芽吹いてから切りつめるというのが通例なのである。


お好み  TOPへ > 戻る