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作業を大筋だけ述べると次の手順。 基本的には①春の新芽を摘む。 摘む部分は強く伸びるところなど。 弱い枝などはそのまま伸すか、先端が5~6㎝あたりで先だけ摘んでおく。 走らせたい枝(太らせたい芯や枝のこと)はそのままでよい。 ②次に新芽が固まった時期に葉刈り。 5月~6月。 全部の枝の葉刈でもよいが、下枝など残す部分葉刈りも樹作り過程では大切。 鋏で葉を1枚づつ切っていくのが安全。 葉柄を残して、葉(手のひら状)の部分を落していく。 つまり残るのは葉柄だけ。 以上のように葉刈りの大筋は枝岐れなどを作る基本的な作業として荒皮性モミジには有効である。 この他にも春先の枝をある程度伸ばして(幼芽を摘み込まない)5月ごろにその枝を切りつめて葉刈りをかけることも可能。 この場合は若樹などの太らせたい素材や、骨格作りの段階にある部分は大切なことである。 要点をくり返すと、伸ばす枝などは伸ばしてやる。 |