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誇り高きライオン シー・ズーの歴史
中国では「獅子狗(シー・ズー・クォウ)」と呼ばれ、それがそのまま犬種名となりました。
シー・ズーは、似たような頭部を持つチベタン・スパニエル、ラサ・アプソといったイヌたちと同じルーツを持ちます。
これらのイヌの起源は定かではありませんが、チベットや中国で「獅子狗(シー・ズー・クォウ)」(ライオン・ドッグ)とよばれるイヌ。
中国とチベットの国交が皇室同士の婚姻により始まります。
貢ぎ物として中国へ献上されていた獅子狗は、抱きイヌとして、袖の中に入れるイヌとして中国の上流階級の間で流行しました。
宮廷のイヌたちは宦官や駐在の外国高官たちに分散し、街中に流出していきます。
このイヌたちは、よりライオンに似たイヌをつくり出そうとしていた宦官たちによって交配が繰り返され全身が長い毛で覆われたシー・ズーの姿となりました。
アヘン戦争後にイギリス人の手に渡った獅子狗(シー・ズー)は海を渡ります。
中国を占領したイギリス人が4頭のシー・ズーをイギリスへ連れ帰ったほか、オランダ人が宮廷生まれの1頭を含む3頭を連れてノルウェーに赴任しました。
その繁殖した子犬をノルウェーの王女がイギリスの公爵夫人に贈ったことで、イギリスの王室でも愛される存在となります。
しかしながらシー・ズーはラサ・アプソと混同されており、独立した犬種として認められたのは1935年のことでした。
また、イギリスでは改良を加えながら繁殖が続けられ、現在のシー・ズーとしての容姿の基礎を確立しました。
その後、イギリスに駐在していたアメリカ人将校に連れられてシー・ズーはアメリカへ渡ります。
アメリカでもやはりラサ・アプソと混同され、公認されるまで長い間ラサ・アプソとして登録されていました。
そしてアメリカで改良され、現在のような華麗な姿に固定されました。
誇り高きライオン シー・ズーの魅力
チベットと中国の国交の際、献上物としてシーズーが贈られ、シーズーは裕福な貴族たちだけが飼える高貴な愛玩犬として飼われました。
全身が長く細い被毛で覆われていて、特に顔にかかる毛は目を隠すほどに長いので、普段からリボンなどで止めてあげます。
手入れが容易なペットカットでお洒落をしている犬もいます。
小型の犬は体力が弱く病気が多い中で、シー・ズーは丈夫で病気が少なく、年を取っても胃腸は丈夫で飼い易いのです。
長く抱きイヌとして、袖の中に入れるイヌとして飼われたために体臭が薄くなっています。
入浴の石鹸の香りが長く続きます。
フトンに入ってきても心地よく、ただ、ハナペチャの特性としてイビキをかきます。
誇り高きライオン シー・ズーの性格
シー・ズーはとても陽気で活発な性格ですが、穏やかでのんびりした一面も併せ持ちます。
人間に対して友好的で信頼度も高く、誰にでもなつくフレンドリーなイヌです。
ぺちゃ鼻と大きな目、かわいらしさとひょうきんさを持った表情が愛くるしいのです。
無駄吠えも噛み癖も少なく、子犬の頃は元気で遊び好きですが、とても利口なので成長と共に人の言うことを理解するようになり、躾けにもきちんと付いてきます。
感情表現も豊かで、特に喜びはストレートに表現します。
しかしながら長い間大切にされてきた歴史的背景もあり、プライドがとても高く、人に媚びることはありません。
シー・ズーのように姿形を主眼とし、使役行動を目的としない選抜・淘汰においては性格が古い時のままで残っています。
自分が納得がいかないと言うことをきかない頑固なところもあるので、主従関係を子犬の頃から築くようにする必要があります。
外では、体格が小さくスピードも遅いのでコントロールし易く他人に迷惑を掛ける心配はありません。
毎日の散歩は大好きです。
散歩に行こうと言うと玄関へ真っ先に走って行きドアの前でビックリするほど高く飛び上がって嬉しさを表現します。綱を付けれないほど。
シー・ズーの大きな目は白目があって何処を見ているのか良く分かります。
白目のある動物は、何処を見ているのか仲間からよく分かりお互いのコミュニケーションが取れると言います。
白目の無い動物は仲間と一緒に居てもコミュニケーションを取らずに自分勝手に行動すると言います。
白目が有る犬と、白目の無い猿。
同じように群れていても、リーダーの指揮で一斉に狩りに入るのかどうかという所が違うのでしょう。
誇り高きライオン シー・ズーへの接し方
小さな子供が嫌いなように思えます。
ちいさな子供は、シーズーなどの犬に対して、大人のように節度をわきまえた接し方ができません。
たとえば、急に近寄ってぎゅっと抱きしめたり、大きな声で追いかけ回したりします。
我が家のシー・ズーは小学生が嫌いで、ぞろぞろと登下校の姿を見るとそそくさと何処かへ逃げるのです。
中学生は普通にお友達のように接しています。
ゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーと大きく違う所です。
散歩でグイグイと引っ張られる事はありません、シー・ズーは足が短くて飼い主の方が引っ張るくらいです。
それをグイグイと引っ張っていると首輪を抜く技を覚えます。
毛がふわふわで首輪が割とゆるいのですから。
順調に歩いてくれると安心していると、落ちているモノをパクっと拾い食いしてしまいます。
これを1度でも見逃すと、言う事を聞かなくなります。
シー・ズーの一生のうちで何回かは手術になりそうなほどの異物飲み込みがあるようですよ。
と言っても吐き出させようと、指を口に入れ様としても歯を食いしばってそうはさせません。
必死に抵抗されて、あきらめざるをえないかも。
普段から、口に手を入れる練習をしておく事が大切です。
薬を飲ませる時のためにも。
子供のうちはふんわりした被毛ですが、大人の毛が伸びてきてある日突然全身が毛玉に覆われるのです。
引き摺るように長い毛並みはあきらめるにしても、年中サマーカットにするか、苦労して長くするか悩むわけです。
毛は放っておくとどこまでも長く伸び続ける性質がありますから暫らくするとまた悩むわけです。
花が散った後を散歩すると、花柄がたくさんくっ付いてきますし、雪の散歩では足の回りに大きな雪玉ができます。
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