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前枝を少なくす柁ば、力強い幹模様が強調されて観る者に感動を与えます。 ミノ辯け作りもどうでしょう。 ミノとはその昔、雨を避けるために着用した藁で編んだもので、前は見えるが背中はミノに隠れて見えません。 これを樹形で言い表すと、裏枝が多すぎることになります。 あるいは斜幹ものの上部が、枝や葉で覆われて幹も見えないことです。 つまりただなんとなく盆樹ということで、もちろん空間もなければハズミもありません。 真柏やネズミサシ、五葉松なビに見られますが、躍動感はありません。 適当に幹が見えることが肝心です。 |