![]() |
癒しのはむ太郎の驚きの習性とは、前肢の指は4本ですが、1本の指のあとが残っているので5本あるように見えます。 頬袋は左右の頬の内側にそれぞれ頬袋があります。 頬袋があるため、首のまわりの皮膚はダブダブで伸縮性があり、顔を背中のほうに向けることもできます。 そして、頬袋がふくらむと、顔が大きくなったように見えます。 この頬袋は、食べ物を一時的に蓄えておくためのもの。 食べ物がある程度たまったら、少しずつ頬袋から出して、奥歯でかんで飲みこみます。 頬袋からえさを出すときには、絞り出すような動作をします。 また、食べ物や巣の材料を巣穴へ運ぶときも、この頬袋につめこんで運びます。 野生の癒しのはむ太郎は、川などを泳いで渡るとき、頬袋を空気でふくらませて浮きながら泳ぐともいわれています。 消化器官は何でも食べる雑食性なので、癒しのはむ太郎の唾液にはいろいろな食べ物を消化する酵素が含まれています。 口に入れた物は、頬袋でこの唾液とよく混ぜ合わされて、食道を通り、胃に入っていきます。 癒しのはむ太郎の仲間のキヌゲネズミ亜科の動物は、胃が二つに分かれています。 食道に続いている胃は小さく、入ってきた食べ物を一時的に蓄える場所で、その間に胃酸や酵素で食べ物を消化しやすくして、次の大きな胃に送りこみます。 ここでは、胃の中で生活している微生物も働いて、食べ物を消化、分解しています。 そして、次の腸へ送りこまれて、栄養分が吸収されるのです。 夜行性で雑食性。 頬袋にえさをつめこみます。 |