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苦労をしたとわかる仕事を残して は、本当のプロとはいえないかもしれない。 プロとして、畑作りの樹を何10本と仕上げることもある。 自分 にとっては、決して難しい仕事ではない。 複雑なところがない、素直な樹づくりなのに、思うように手が動いてくれなかった。 今まで、こんなことはなかった。 「反省しています。 自分の未熟さを痛感させられました。 何か、もう一度、自分のプロとしての姿勢を問い直させてくれたような気がします。 」 いつも壁にぶつかり、それによってはね返されては、また立ち上りもうひとつ、先の段階へ進もうとする。 |