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しかしクサボケの変異個体や園芸品種のなかには、より矮性で盆栽用樹どしてすぐれた性質をもつものがあり、チョウジュバイはその代表的な例といえます。 チョウジュバイが最初に発見されたのは島根県であるといわれ、それが大正時代に全国に広まったとされますが、その後富士山麓から同様のものが採取されたともいわれます。 しかしいずれも確たる証拠がなく、チョウジュバイのなかにも葉性や樹性の異なったものが存在します。 挿し木繁殖であれぱ同一個体が多数増殖されるわけですが、実生すれば当然性質の異なった個体が生じてきます。 なお、一般的にチョウジュパイといえぱ"長寿梅1号"をさし、これとは別にやや葉が大きく枝打ちの粗い"長寿梅2号ψもあります。 さらに普通は朱赤の花ですが白花のチョウジュパイもあります。 |