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長角鉢の亜流には、隅の形の相違から、次ぎのようなものがある。 隅切り(すみきり) 上記の長角鉢の伸間であるが、四隅が切り取られたようになったものを三目う。 隅入り(すみいり) 四隅が、隅切りほど大きく切られていず、その隅が凹んだ「すじ」のようになっているもの。 撫で角(なでかく) 四隅が、長角鉢のように直角の角をではなく、角が丸みをもったもの。 B短冊鉢(たんざくばち) 上記の長角鉢で、長い辺の長さが、短い辺の長さの2借を越えるもの。 C枡鉢(ますばち) 真上から見た形が、正方形。 正角鉢(しょうかくばち)とも言う。 D楕円鉢(だえんばち) 真上から見た形が、楕円形をしているもの。 E小判型鉢(こぱんがたばち) 上記の楕円型と紛らわしいが、長い方の辺が、円または楕円の一部をしているときは、楕円鉢であるが、この辺がO部でも平行直線をなしているときは、小判型と呼ぷ。 F木瓜型(もっこがた・または略して「もっこ」) 真上から見た形が、たとえば、ひだのあるカボチャを横に切ったような形をしているものをいう。 しかし、総体(襞…ひだ…を除いた元のかたち)が円形のものはほとんどなく、多くは、楕円のものが多い。 |