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前述のように自生地が深山幽谷で 国に見られ、11照量の少ない地域ではあっても、その自生分布は日本全 も順調な生育を、小す樹種です。 菓は細密で、徒長することも少なく、密生して繁茂するため、樹勢の旺盛な初夏から秋にかけて伸び出す新芽を芽摘みするだけで樹姿の維持ができます。 また、けっして望ましいことではありませんが、仮りに水やりや施肥以外の手入れを一切せずに放置しておいても、元気にさえ育てていれぱ樹形を整姿し直すことも容易にできる樹種が真柏なのです。 さらに、生理障害による樹勢の衰えが少ないだけでなく、盆栽樹種中もっとも病害虫の少ないのも特筆に値します。 |