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このほか、他の樹種にはみられない特性として、四季を通じて観賞できることも特筆できます。 どんな樹種でもそれなりに四季を通じて観賞はできるわけですが、たとえば黒松の小品盆栽を数十鉢培養していても、いざ展示会に飾ろうとすると、新梢の揃ったものをということなると意外と少なくなるものです。 その点真柏の場合は、新梢の先の調整が比較的容易であり、少ない鉢数であっても、それぞれがそれなりに、どんな季節であっても観賞に耐え得る姿にすることができるわけです。 また、松柏類O般にいえることですが、誤まって枝枯れを起した場合でも、枯れてた枝をジンとして生かすことができる点も、雑木盆栽では望めない利点といえます。 |